はじめにドッググルーミング自宅で犬の毛をカットする方法

自宅で犬の毛をカットする方法

どんな犬種であっても、グルーミングは愛犬にとっても飼い主にとっても大切なことです。 愛犬の被毛を清潔に保つには、プロのグルーミングサービスを利用するのが一番ですが、料金が高かったり、予約でいっぱいの場合もあります。 ここでは、グルーミングサロンに行く合間に、自宅でできる愛犬の被毛のお手入れ方法をご紹介します。

スムースショートコート

スムース・コートの犬種には、ビーグル、ボクサー、ボストン・テリア、パグ、ブルドッグなどがいます。 スムース・コートの犬種は、グルーミングの手入れが最も簡単な犬種ですが、グルーミングが欠かせない犬種というわけではありません。

スムースコートの犬には、毛の向きに合わせてブラシをかけましょう。 スムースコートの場合、毎日のブラッシングが必須というわけではありませんが、定期的にブラッシングをすることで、汚れやゴミがつきにくい被毛を保つことができます。 以上です! ほとんどのスムース・コートの犬は、すでに短い毛をカットする必要はありません。

ダブルコート

ダブルコートの犬種には、様々な犬種グループの様々な犬種がいます。 ハスキーやマラミュート、ラブラドールやゴールデン・レトリーバー、ジャーマン・シェパード、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、さらにはコーギーやシェットランド・シープドッグもダブルコートの犬種です。 犬のダブルコートの特徴は、保温性のある柔らかいアンダーコートと、水をはじくトップコートです。

  1. ブラッシングは毛のもつれから。

    スリッカーブラシでもつれやマットを取り除き、皮膚から外側に向かってアンダーコートをブラッシングします。 その後、スリッカーブラシでトップコートをブラッシングします。 ダブルコートの犬が長毛の場合は、アンダーコート用の熊手もあると便利です。 ブラッシングは時間をかけて、部分的に行いましょう。 ブラッシングは、ダブルコートの犬の場合、定期的~半定期的に行いましょう。

  2. 頑固な唸りや問題のあるマットをカットします。

    ダブルコートの犬の毛が長い場合は、まっすぐなグルーミング鋏か、先が丸い安全鋏を使って、頑固なスネをカットします。 まず、脚や尻尾の付け根の羽毛の部分から始めましょう。 これらの部分は、最も早く汚れる傾向があります。 ノミ取り櫛のような目の細かい櫛を使って、皮膚から毛を引き離し、毛を切り取ります。

  3. 必要であれば、衛生クリップをします。

    ダブルコートの犬の直腸周辺に特に頑固な汚れがある場合は、「サニタリー・クリップ」と呼ばれる方法があります。 バリカンで犬の直腸の周りを剃ります。 大きなマットや絡まったゴミをゆっくり剃ることで、愛犬がバリカン負けするのを防ぐこともできます。

    ご注意

    ダブルコートの犬に衛生的なクリップをつけなければならない場合は構いませんが、決してダブルコートの犬の全身を皮膚までクリップで留めてはいけません。 ダブルコートは犬にとって必要不可欠なものなのです。

ロングコート

ダブルコートの犬にも長い被毛を持つ犬がいますが、被毛の手入れは、長い被毛を持ちながらシングルコートの犬とは異なります。 このカテゴリーに当てはまる犬種には、ヨークシャー・テリア、ハバニーズ、マルテーズ、シーズー、ラサ・アプソなどがいます。

被毛の長い犬の飼い主の多くは、「パピー・カット」と呼ばれる手入れをします。 これは基本的に、犬の毛を刈り上げるカットです。 グルーミングの合間にパピー・コートを維持したい場合は、電動バリカンとスナップ式のガイドコームに投資するとよいでしょう。 バリカンの刃には、バリカンが被毛をどの程度皮膚に近づけるか(近づけられないか)を示す数字があります。 一般的に、数字が大きいほど毛は短くなります。 バリカン刃とスナップオンガイド刃を併用することで、バリカン刃だけよりも長い被毛に仕上げることができます。

  1. ブラッシング

    長毛種の犬には、粗い被毛と滑らかな被毛があります。 被毛が粗い場合は、ピンブラシやスムースブラシでブラッシングしてあげましょう。

  2. シェービング開始

    背中に沿って、肩甲骨から尻尾に向かってバリカンを動かします。 愛犬の脇から胸、お腹にかけても、同じ方向にゆっくりとバリカンを入れていきます。 次に、肩や腰から肉球に向かってバリカンを移動させながら、愛犬の脚を剃ります。

  3. 足の指の間の毛を整える

    足の指と指の間の長い毛は、足の指と指の間の毛を引っ張り上げて、まっすぐ上に突き出すようにします。 これは、実際に足の指の間を切ろうとするよりもはるかに簡単で、愛犬を誤って切ってしまったり、愛犬にバリカン負けをさせてしまったりする可能性がはるかに低くなります。

ヒント

愛犬が緊張していたり、不安がっていたりする場合は、バリカンの音や感触とご褒美のおやつを組み合わせると、愛犬を安心させることができます。

残念なことに、被毛の長い犬は、マズルや目の周りの被毛も長いことがあります。 このような部分には、プロのグルーミング・アーティストが使用する丸い安全先端のハサミがあります。 頭をひどく恥ずかしがらない犬であれば、ノミ取り櫛のような目の細かい櫛を使って皮膚から毛を引き離し、丸い安全先端のハサミで整えることができます。 しかし、もしあなたの愛犬が顔のそばでハサミを入れるのを嫌がるようなら、グルーミングのプロに任せたほうがいいかもしれません。 その場合は、湿らせたタオルケットと目の細かいクシで、犬の顔の周りの毛をきれいにしてあげましょう。

ワイヤーコート

ワイヤー・コートの犬種には、フォックス・テリア、スコティッシュ・テリア、ケルン・テリアなどがあります。 実際、ワイヤーコートの犬種もいます。 ダックスフンド、ジャーマン・ワイヤーヘア・ポインター、ジャック・ラッセル・テリアなどです。

  1. ブラッシング

    ワイヤーコートの犬は、コームとスリッカーブラシの両方を使ってブラッシングする必要があります。

  2. 毛のゴミやもつれを取る

    ワイヤーヘアの犬種は、マズルの周りに「ひげ」が生えがちです。 先が丸い安全はさみを使って、水飲みボウルについている食べかすやもつれを取り除いてあげましょう。 ノミ取り櫛のような目の細かい櫛で、犬の顔から毛を引き離し、先端の丸い安全鋏で切り取ります。 ただし、長毛の犬と同じように、犬の顔の周りをハサミで切るときは注意が必要です。 愛犬がヒゲをカットされるのを嫌がる場合は、グルーミングに通うまでの間、できる限りお手入れをしてあげましょう。

  3. 電動バリカンやコームで毛をカットしてから、足を剃ります。

    ワイヤーコートの犬の被毛が長い場合や、被毛がつや消しになっている場合は、電動バリカンやスナップ式のガイドコームを使って毛を刈ることができます。 愛犬の背中に沿って、肩甲骨から尻尾に向かって切り始めます。 ゆっくりと犬の脇腹から胸やお腹のあたりまで剃っていきます。 そこから、肩や腰のあたりから前足に向かって、バリカンで足を刈っていきます。

  4. 足の指の間の毛を整える

    足の指の間に長い毛が生えている場合は、その毛を足の指の上にまっすぐに突き出すように引っ張り上げて、切り落とします。 足の指の間を下から切ろうとするより、ずっと簡単です(犬にとっても安全です)。

カーリーコート

カールコートの犬種には、プードル、ビションフリーゼ、エアデールテリアなどがいます。

被毛を短くカットしておくと、もつれやマットを防ぐことができます。 ノミ取り櫛のような目の細かい櫛で皮膚から被毛を引き離し、グルーミング鋏で毛並みを整えます。

  1. ブラッシング

    柔らかいスリッカーブラシで毛をブラッシングしてあげましょう。

  2. カット

    グルーミングばさみでは長すぎる場合は、電動バリカンを使うとよいでしょう。 電動バリカンとスナップ式のガイドコームを使って、犬の背中に沿って、肩のあたりから尻尾のほうにバリカンを入れていきます。 ゆっくりと犬の体を一周させ、胸や腹の部分に移動します。 そこから、肩や腰の部分から前足の方に向かってバリカンをかけ、足を剃ります。

  3. 安全な先丸はさみで顔まわりをカット

    顔の周りのカールは、安全な丸い先端のはさみで毛を刈ります。 ノミ取りコームなどの目の細かいコームを使って、顔から毛を引き離してからカットします。

愛犬の被毛の手入れが必要なときや、顔やマズルのまわりなどの微調整には、プロのグルーミングが最適です。 しかし、グルーミングに行くのが難しい場合は、グルーミングの合間に、愛犬の被毛を整える簡単な方法があります。 常に安全第一を心がけ、必要な場合には予防措置をとるようにしましょう!

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