爬虫類・両生類水棲カメカメの水槽の水が緑色になるのはなぜ?

カメの水槽の水が緑色になるのはなぜ?

カメの水槽の水が緑色になるのは、藻が原因であることが多く、藻自体は特に有害なものではありません。 しかし、藻が繁殖するような水槽内の状況を調べることは重要で、それは潜在的に有害な他の問題を示している可能性があります。 水の問題(濁りや臭い、アンモニアや硝酸塩の濃度が高いなど)がある場合は、まず水槽のサイズと濾過方法を確認しましょう。

藻が繁殖しやすい条件

カメが出す排泄物が藻の栄養分となるため、カメの水槽では藻が繁殖しやすくなります。 まず、カメが十分な大きさの水槽にいることを確認しましょう。水槽が小さすぎると、排泄物が高濃度になり、藻が繁殖しやすくなります。 一般的なルールとして、水槽にはカメ1インチあたり少なくとも10ガロンの水が入るようにします。 つまり、成長したカメには100ガロン以上の水槽が必要です。 水槽が小さすぎると、水質の維持が難しくなり、カメの健康と幸福が危険にさらされます。

適切なフィルターを見つける

できれば実際のカメの水槽の3~4倍の大きさに対応するキャニスタータイプのフィルターが良いでしょう。 カメは面倒くさがりなので、余分なろ過が必要です。 カメの餌は別の容器で与えることで、藻の繁殖につながる水中の排泄物の量を減らすこともできます。 フィルターを掃除するときは、消毒したり、熱いお湯を使ったりしないでください。 善玉菌はカメの排泄物を分解するのに必要です。

水槽の照明

カメの水槽の照明が長時間点灯していないことを確認してください。 1日の点灯時間は10~12時間が目安です。それ以上点灯していると、藻の繁殖を助長する恐れがあります(カメにストレスを与えるのは言うまでもありません)。 照明が藻の繁殖につながるとはいえ、適切な照明(日光浴とUVA/UVBの両方)はカメの健康にとって非常に重要です。 ただし、水槽に直射日光が当たる場合は、日光の当たらない場所に移動させることでかなり改善されます。

水質

水槽を清潔に保つことは水質にとって重要であり、藻類の発生を抑えることができます。 水槽内には常に藻があり、カメの甲羅にも藻が付着していることがあります。 目標は藻を抑えることですが、それ以上に重要なのは水質を良くすることです。

カタツムリやプレコなど、藻を食べてくれる動物を入れてもいいでしょう。 ただし、カメが食べてしまう可能性があるので、継続的に取り替える必要があります。 定期的な水換えは、水槽内の老廃物を取り除き、藻の成長に必要な栄養素を取り除くのに役立ちます。 デトリタスの蓄積を防ぐために、カメ水槽の底質を掃除するときは、必ず砂利バキュームを使ってください。

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